今回の島津製作所展示ブースでは、最新の液体クロマトグラフ、質量分析装置、腸内細菌共培養デバイスなど、みなさまのご研究に役立つ製品をいろいろと展示しております。分析、研究のお悩みやご相談など、なんでもお伺いいたします。ぜひ弊社ブースにお立ち寄りください！
【Nexera XS inert】
Nexera XS inertは試料が通過する流路の材質をPEEK やセラミックとすることで、金属への吸着を抑制しつつも105 MPa耐圧を実現したUHPLCシステムです。さらに耐腐食性、幅広いpH耐性にも優れ、高濃度のハロゲン塩含有移動相や極端なpHの移動相の条件下であっても安定したシステム運用が可能です。
【LCMS-2050】
LCMS-2050は、LC検出器としての使いやすさとMSの優れた能力をかけあわせて「使いやすさ」「基本性能の高さ」「コンパクトさ」の全てを兼ね備えたシングル四重極質量分析計です。操作性はシンプルでありながら、高速で高感度な分析を実現します。幅広い化合物に対応し、解析サポート機能や省エネ機能も備えており、ラボの効率化に貢献します。
【OAD-TOFシステム】
OAD-TOFシステムは、島津独自のフラグメンテーションであるOAD (Oxygen Attachment Dissociation)を実現するQ-TOFシステムです。脂質をはじめとした有機化合物に含まれる炭素間二重結合位置の解析を可能にします。世界トップクラスの高い質量精度や高速極性切替を誇るLCMS-9050との融合により、革新的なアプリケーションを創出します。
【腸内細菌共培養デバイス】
腸内細菌共培養デバイスは嫌気チャンバー内に設置して、腸内細菌と腸管上皮細胞を同一環境での培養、共培養を実現した新規デバイスです。腸内細菌、腸管上皮細胞の両方が生存する従来法より腸に近いin vitro実験を実現し、腸内細菌の機能開発や薬剤・サプリメント素材開発に貢献します。