はじめに:松崎 勝巳(京大院薬) (13:15 〜 13:20)
セッション情報
一般シンポジウム
[S11] 化学の力で拓く革新的タンパク質研究
2024年3月29日(金) 13:15 〜 15:15 [301会場] 会議センター 301 (3F)
オーガナイザー:松崎 勝巳(京大院薬)、大高 章(徳島大薬)
タンパク質の構造・機能の解明は、生命現象の理解のみならず創薬研究にとっても重要である。タンパク質研究には、遺伝子組み換えや化学合成による目的タンパク質の大量調製、部位特異的な化学修飾が基本技術となる。さらに膜タンパク質の場合には、可溶化と安定化技術が鍵となる。また、膜タンパク質の研究で重要なin-cell解析のためには、in vitroで調製した修飾タンパク質を細胞膜に戻す手法が威力を発揮する。
本シンポジウムでは、多糖高分子を利用した安価で高効率なタンパク質精製法(加藤)、人工タンパク質創製に向けたペプチド化学修飾法(大高)、難易度の高い膜タンパク質の化学合成(北條)、ナノディスクを利用して膜タンパク質を細胞膜へ送達する技術(池田)、膜タンパク質の安定なハンドリングを可能にし、膜タンパク質の構造・機能解析を容易にする新規可溶化剤の開発(松崎)といった最新の化学的方法について発表し、討論する。
13:20 〜 13:42
○松崎 勝巳1、高木 麻衣1、秦 綾美1、長谷 綾菜1、横山 あずさ1、林田 幸一1、星 遥華1、山崎 大資1、大山 侃志1、河野 健一1、黒田 悠介1、山岡 庸介2、星野 大1、矢野 義明3、高須 清誠1 (1. 京大院薬、2. 兵庫医大薬、3. 武庫川女大薬)
13:42 〜 14:04
○北條 裕信1 (1. 阪大蛋白研)
14:04 〜 14:26
○池田 恵介1、筏井 佳奈子1、穴田 千晴1、中尾 裕之1、中野 実1 (1. 富山大薬)
14:26 〜 14:48
○加藤 俊介1 (1. 阪大院工)
14:48 〜 15:10
○大高 章1 (1. 徳島大薬院)
まとめ (15:10 〜 15:15)