日本薬学会第144年会(横浜)

セッション情報

一般シンポジウム

[S24] 中分子ペプチド医薬品の未来を拓くイノベーションとレギュレーション

2024年3月29日(金) 15:30 〜 17:30 [315会場] 会議センター 315 (3F)

オーガナイザー:出水 庸介(国立衛研)、齋藤 嘉朗(国立衛研)

 ペプチド医薬品の歴史は古く、1960年代から生体由来のペプチドホルモンをはじめとして、国内では60品目以上が上市されている。近年、天然型アミノ酸から構成される古典的ペプチド医薬品のみならず、様々な非天然型アミノ酸を組み込んだ中分子ペプチド医薬品の開発が活発化している。これらの中分子ペプチド医薬品は、低分子医薬品とバイオ医薬品の長所を併せ持つことからアンメットメディカルニーズを満たすニューモダリティとして期待されている。しかしながら、それらの実用化には高品質な製造法の開発や特性を踏まえた品質・安全性確保が必須であるが、従来技術では解決が難しく開発のボトルネックとなっていると共に、評価要件の明確化を始めとする規制環境整備が課題となっている。
 本シンポジウムでは、中分子ペプチド医薬品の開発をリードするアカデミアの先生方、また、本邦発の規制ガイドライン作成に携わる先生方にご登壇いただき、次世代の創薬トレンドを見据えた中分子ペプチド医薬品の開発の現状、規制ガイドライン作成に向けた取組等についてご講演いただく。

趣旨説明:出水 庸介(国立衛研) (15:30 〜 15:37)

総括:齋藤 嘉朗(国立衛研) (17:25 〜 17:30)

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