13:15 〜 13:35
○吉岡 靖雄1,2 (1. 阪大微研・先導・院薬・CiDER・CAMaD・MEI、2. BIKEN財団)
一般シンポジウム
2024年3月29日(金) 13:15 〜 15:15 [501会場] 会議センター 501 (5F)
オーガナイザー:吉岡 靖雄(阪大微研・先導・院薬・CiDER・CAMaD・MEI)、國澤 純(医薬健栄研)
COVID-19も一つの契機となり、mRNAワクチンを含め、様々なワクチン開発研究が世界中で精力的に進められている。一方でこれら研究を通じ、今後のワクチン開発に向けた課題がより一層浮き彫りになってきた。例えば、1)mRNAワクチンの副反応、2)mRNAワクチンの免疫持続期間の乏しさ、3)高齢者の免疫応答の乏しさ、4)マウスとヒトにおける免疫応答の違い、5)粘膜ワクチン開発の困難さなどが挙げられる。これら課題の克服に向けては、これまで以上に、研究領域の垣根を超えた異分野融合研究が必要不可欠となっている。一例として、有機化学を駆使した新規mRNAが、mRNAワクチンの有効性・副反応を飛躍的に改善し得る可能性や、高齢者におけるヒト免疫学の理解が、新たな高齢者用ワクチンの開発に繋がる可能性があろう。そこで本シンポジウムでは、上記を含めた、ワクチン学における現状の課題を整理すると共に、課題克服に向けた研究戦略を第一線の先生方にご講演頂き、今後の新たなるワクチン学研究(シン・ワクチン学)について議論したい。シン・ワクチン学の確立には、日本薬学会員の知識・技術を総動員する必要があり、活発な議論により日本発のワクチン開発が加速するものと期待している。
13:15 〜 13:35
○吉岡 靖雄1,2 (1. 阪大微研・先導・院薬・CiDER・CAMaD・MEI、2. BIKEN財団)
13:35 〜 14:00
○阿部 洋1,2 (1. 名大院理、2. 糖鎖コア拠点)
14:00 〜 14:25
○濱崎 洋子1 (1. 京大・CiRA・院医)
14:25 〜 14:50
○伊勢 渉1 (1. 阪大CiDER)
14:50 〜 15:10
○國澤 純1,2,3,4,5,6 (1. 医薬健栄研、2. 阪大院薬・医・歯・理、3. 東大医科研、4. 神戸大院医、5. 広島大院医系科学、6. 早稲田大ナノライフ)
まとめ:國澤 純(医薬健栄研) (15:10 〜 15:15)
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