日本薬学会第144年会(横浜)

セッション情報

一般シンポジウム

[S43] 薬学における生命指向型化学(光分子操作を駆使した生命現象操作)

2024年3月30日(土) 13:15 〜 15:15 [502会場] 会議センター 502 (5F)

オーガナイザー:家田 直弥(北大院薬)、古山 渓行(金沢大ナノマテリアル研)

近年の光学機器の発展によって、光の照射する時空間は高い精密性をもって制御することが可能である。このため光によって任意の生理活性を示す分子は、光遺伝学のような生命現象解明のためのツールとしてだけでなく、光線力学療法や光免疫療法に代表される副作用の少ない新たな薬剤治療への展開も期待されている。そこで本年度の「薬学における生命指向型化学シンポジウム」では、光によって特定の分子の機能を操作する「光分子操作」によってさまざまな生命現象の操作・治療へと展開しようとする若手研究者をシンポジストとして一堂に集め、最先端の技術や成果を紹介するとともに、その将来展望について議論する場としたい。具体的には、小分子であるケージド化合物(家田)や光スイッチング化合物を用いた生命現象操作技術(松尾)、光応答性タンパク質であるロドプシンによるアポトーシス操作(小島)や、PA-Creによるin vivo遺伝子改変技術(森川)、そして無輻射失活を応用した細胞内温度を光操作する技術(新井)に関する講演を行い、古山と家田がオーガナイザーとして議論を促進する。

趣旨説明:家田 直弥(北大院薬) (13:15 〜 13:20)

まとめ:古山 渓行(金沢大ナノマテリアル研) (15:10 〜 15:15)

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