挨拶:菊地 和也(阪大院工) (15:30 〜 15:38)
セッション情報
一般シンポジウム
[S53] AI技術とケミカルバイオロジー・有機合成の融合が主導する、潜在空間分子設計の試み
2024年3月30日(土) 15:30 〜 17:30 [502会場] 会議センター 502 (5F)
オーガナイザー:荒井 緑(慶應大理工)、伊藤 寛晃(東大院薬)
天然物(第1)と合成化合物ライブラリー(第2)という2つの化合物リソースを活用した生物活性分子の発見・同定は,ケミカルバイオロジー研究推進の駆動力となってきた.本シンポジウムでは,これらに続く第3のリソースとして化合物潜在空間(Latent Chemical Space)について議論する.学術変革領域(A)「潜在空間分子設計」で提案したこの化合物潜在空間は,天然物の生物活性データを基に深層学習技術によってバーチャルに創成され,強固な有機合成技術で実空間に具現化される.天然物と情報学研究との融合により生まれる化合物潜在空間は,データ駆動型ケミカルバイオロジー研究というパラダイムシフトを起こし,生物活性分子設計に変革をもたらすであろう.AI技術とケミカルバイオロジー・有機合成の融合による,潜在空間分子設計の試みを目指して始動した関連研究結果について報告し,ディスカッションを行いたい.
15:38 〜 16:03
○荒井 緑1 (1. 慶應大理工)
16:03 〜 16:33
○大上 雅史1 (1. 東工大情報理工)
16:33 〜 16:58
○伊藤 寛晃1 (1. 東大院薬)
16:58 〜 17:28
○塚野 千尋1 (1. 京大院農)
まとめ:菊地 和也(阪大院工) (17:28 〜 17:30)