日本薬学会第144年会(横浜)

セッション情報

一般シンポジウム

[S64] ★臨床的ニーズから生まれる製剤研究 ~「臨床」と「製剤」の調和・融合による医療への挑戦~

2024年3月31日(日) 15:30 〜 17:30 [301会場] 会議センター 301 (3F)

オーガナイザー:内田 淳(山梨大病院薬)、嶋田 努(金沢大病院薬)

昨今の目覚ましい医療の進歩により,多種多様な医療が施行されている.臨床現場では,薬物療法施行において,より質の高い医療の提供を指向した臨床的ニーズが生まれ,それに応えるべく,課題解決が望まれている.これら臨床的ニーズの中には,製剤学的課題を有したものも数多くある.そこで本シンポジウムでは,これら臨床的ニーズに応えるべく,第一線で活動されている医療現場・大学の製剤研究者から,臨床的ニーズの現状や課題解決に向けた取り組み等について講演いただく.前半では,薬剤師から臨床現場での課題や現状,医療現場発の製剤研究事例をご紹介いただき,後半では,大学研究者から臨床的ニーズの捉え方,課題解決に向けた製剤開発・研究について最新の知見等を交えながらご講演いただき,臨床的ニーズ応える製剤学的アプローチのノウハウや研究成果の社会実装等の今後の展望等について,参加者とともに多角的に議論したい.本シンポジウムが,臨床現場から生まれるニーズを的確に捉え,製剤学的アプローチによる科学的課題解決の推進,さらには,今後の医療の発展および創薬・育薬へのストラテジー確立の一助となれば幸いである.

趣旨説明:内田 淳(山梨大病院薬) (15:30 〜 15:35)

総合討論 (17:07 〜 17:30)

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