オーガナイザー挨拶:佐野 元彦(星薬大) (09:45 〜 09:55)
セッション情報
ジョイントシンポジウム
[JS09] ★薬学の力で新たながん医療を切り拓く(日本薬学会,日本医療薬学会 共催)
2024年3月31日(日) 09:45 〜 11:45 [302会場] 会議センター 302 (3F)
オーガナイザー:佐野 元彦(星薬大)、池田 龍二(宮崎大病院薬)、三宅 知宏(伊勢赤十字病院薬)、藤田 行代志(群がんセ薬)
2023年7月に発足した日本薬系学会連合は、基礎研究者と臨床研究者の研究交流や知識共有の場として機能し、薬学の英知を結集してがん治療の新たな進化や患者の生活の質向上に向けて重要な役割を果たすことが期待されている。多くのがん患者は薬物療法に伴う様々な副作用や心理的・経済的な問題を抱えている。そのため、がん治療における臨床薬剤師の役割は非常に重要で、患者の生活に影響を及ぼす問題を把握し、薬学的知識で解決するための中心的存在である。臨床上、生じた問題に対して情報を収集し、分析し、他の医療従事者と協働して最適な薬物療法を提供することで、臨床薬剤師は患者の満足度や生活の質向上に貢献する。他方、医療の現場ではエビデンス不足による諸問題もあり、臨床薬剤師は新たなエビデンスの構築も求められている。
本シンポジウムは、年会主担当の星薬科大学が企画立案して日本薬学会と日本医療薬学会が共同開催する初のシンポジウムで、がん専門薬剤師やがん指導薬剤師などの専門家が集い、臨床研究や新たなエビデンスの創出について議論する。分析化学が切り拓く患者未来、薬理学的な特性を熟知した薬剤師が果たすべき役割、医療ビッグデータを用いたがん医療に関連する新たな研究、臨床と大学の橋渡し研究の在り方など幅広い分野の討議が行われ、「新たながん医療を切り拓く」契機となるシンポジウムになることを期待する。
09:55 〜 10:15
○三浦 昌朋1 (1. 秋田大院医)
10:15 〜 10:35
○飯原 大稔1,2,3、山本 扇里1、渡邊 大地1、北洞 美佳1、藤井 宏典1、鈴木 昭夫1,2 (1. 岐阜大病院薬、2. 岐阜大病院安全、3. 岐阜薬大)
10:35 〜 10:55
○土屋 雅美1,2 (1. 慶應大薬、2. 宮城県立がんセンター研)
10:55 〜 11:15
○吉村 知哲1 (1. 岐阜薬大)
総合討論 (11:15 〜 11:40)
オーガナイザー総括:池田 龍二(宮崎大病院薬) (11:40 〜 11:45)