日本薬学会第144年会(横浜)

セッション情報

一般シンポジウム

[S60] ★がん薬物療法・緩和医療において、薬剤師が効果的に持続可能な貢献をするための方策とは?

2024年3月31日(日) 13:15 〜 15:15 [302会場] 会議センター 302 (3F)

オーガナイザー:徳山 尚吾(神戸学院大薬)

 薬剤師は、がん薬物療法においては治療計画のサポート、副作用の管理、薬物相互作用の管理、治療のカスタマイズ、薬物情報提供など、緩和医療においては症状管理、終末期ケア、薬物管理、家族教育など、がん患者の治療において不可欠なメンバーであり、薬物療法と緩和医療の両方で治療の安全性と効果を向上させる役割を果たしている。また、薬剤師が「がん薬物療法・緩和医療」に参画することの重要性は、既に多くの医療関係者、患者およびその家族が広く認識するところである。事実、薬剤師の中には最新情報にアクセスするための努力や自己啓発への取り組み、学会参加や研究論文発表、病院・薬局内外でのプロジェクトへの参加など専門性を高めるための活動を積極的に展開している事例も増えている。しかしながら、「がん薬物療法・緩和医療において薬剤師が効果的に持続可能な貢献」を具現化出来ているかどうかについては、未だ十分とは言えない側面もある。すなわち、「がん薬物療法・緩和医療」において、具体的に何をすれば良いのかわからない薬剤師も少なからず存在する。したがって、本シンポジウムでは、「がん薬物療法・緩和医療において薬剤師が効果的に持続可能な貢献」をするための方策について、病院、薬局、大学の最前線で実践・活動している医師、薬剤師、研究者を招集して、最新の情報を共有し、参加者の皆様に提案いただくことで、今後の展望について大いに議論することを目的としている。

オーガナイザー挨拶:徳山 尚吾(神戸学院大薬) (13:15 〜 13:20)

総合討論 (15:00 〜 15:15)

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