オーガナイザー挨拶:根岸 洋一(東京薬大薬) (09:45 〜 09:50)
セッション情報
ジョイントシンポジウム
[JS10] ★ニューモダリティ創薬を支援するナノDDS技術の最前線 ~難治性疾患治療への挑戦~(日本薬学会,日本薬剤学会 共催)
2024年3月31日(日) 09:45 〜 11:45 [303会場] 会議センター 303 (3F)
オーガナイザー:根岸 洋一(東京薬大薬)、金沢 貴憲(徳島大院医歯薬)
近年の創薬研究の環境は大きく変化し、アンメット・メディカル・ニーズの高い疾患領域に焦点を当て、抗体薬物複合体、核酸医薬、細胞医薬、再生医療の創薬のような、ニューモダリティを用いた新薬開発が活発化している。一方で、それらニューモダリティの標的臓器・組織への効率的送達導入を達成するには、異物認識機構の回避、生体内バリア突破、病態特有の組織構築を考慮した体内動態制御を可能とするナノDDS技術の導入が重要視されている。そのような中で、これまでに脂質ナノ粒子や高分子ミセルの開発が進められ、最近ではエクソソームという細胞外小胞などを利用したナノDDS技術の研究開発も急速に進展している。本シンポジウムでは、新しい輸送機構、治療戦略の開拓につながるナノDDSの研究展開を図っている先生方に最先端の知見をご紹介頂く。ナノDDS研究開発における生体内バリア突破・回避、生体環境および防御機構の理解を深めるとともに、ニューモダリティ創薬を支援するナノDDS技術による難治性疾患治療戦略について議論したい。
09:50 〜 10:12
○金沢 貴憲1,2 (1. 徳島大院医歯薬、2. 徳島大DDSセ)
10:12 〜 10:34
○福田 達也1,2、池田 真由美1、Kumbhojkar Ninad2、Mitragotri Samir2 (1. 和歌山県医大薬、2. ハーバード大SEAS)
10:34 〜 10:56
○清水 太郎1,2,3,4、石田 竜弘4,5 (1. 阪大微研、2. 阪大先導機構、3. 阪大ワクチン開発拠点、4. 徳島大院薬、5. 徳島大DDSセ)
10:56 〜 11:18
○髙橋 葉子1、根岸 洋一1 (1. 東京薬大薬)
11:18 〜 11:40
○畠山 浩人1 (1. 千葉大院薬)
総括:金沢 貴憲1,2(1徳島大院医歯薬,2徳島大DDSセ) (11:40 〜 11:45)