日本薬学会第144年会(横浜)

セッション情報

一般シンポジウム

[S56] ★薬剤師にとってプライマリ・ケアとは  ~住み慣れた場所でその人らしい人生を支えるには~

2024年3月31日(日) 09:45 〜 11:45 [311会場] 会議センター 311+312 (3F)

オーガナイザー:串田 一樹(昭和薬大)、山下 美妃(北海道科学大薬)

急速に高齢社会、多死社会、少子社会が到来した我が国の医療は、生まれてから亡くなるまで一人ひとりのライフステージに合わせた提供体制が求められている。
急速な高齢社会によって、2025年から始まる地域包括ケアに向けた環境整備として、2015年には『患者のための薬局ビジョン』が提唱された。その趣旨は、薬局のかかりつけ機能を基本として、健康サポート機能の他、外来医療、在宅医療の機能が明記された。特に、24時間・在宅対応が明記され、医療提供施設としての薬局機能が明確になった。
公衆衛生の向上及び増進に寄与し、もって国民の健康な生活を確保する薬剤師は、患者の健康にシームレスにかかわるので、今回、プライマリ・ケアの概念である「近接性」、「協調性」、「包括性」、「継続性」、「責任性」の視点から、自らの業務について考える機会とする。

オーガナイザー挨拶:串田 一樹(昭和薬大)、山下 美妃(北海道科学大薬) (09:45 〜 09:50)

総合討論 (11:20 〜 11:45)

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