資源・素材 & EARTH 2017(札幌)

講演情報(2017年8月24日付)

企画講演(Special Session)

低炭素社会構築のためのCCS(CCS Technologies for low carbon society)

2017年9月26日(火) 10:35 〜 12:00 第6会場 C213 (C棟2階/Fl.2.,Build. C)

司会:末包哲也 (東京工業大学)
Chairman: Tetsuya Suekane (Tokyo Institute of Technology)

11:40 〜 12:00

[1601-04-04] コールベッドメタンの増進回収を目的としたCO2およびCH4の吸脱着挙動の検討

○嶋谷 典高1、菅井 裕一1、佐々木 久郎1 (1. 九州大学)

司会:末包哲也 (東京工業大学)
Chairman: Tetsuya Suekane (Tokyo Institute of Technology)

キーワード:コールベッドメタン、CO2、吸着、脱着

CO2を炭層に圧入し、炭層内に存在するコールベッドメタンの増進回収を図るEnhanced Coalbed Methane Recovery(ECBMR)においては、石炭表面に吸着しているCH4が、より石炭への吸着性が高いCO2によって置換され、その増進回収が図られる。そのため、ECBMRの実施にあたっては、CH4やCO2の石炭に対する吸着および脱着挙動を理解することが重要である。従来、石炭に対するこれらのガスの吸脱着挙動は、それぞれのガスを単独で用いた実験により評価されてきた。しかし、実際のECBMRにおいては、CH4が吸着している状態の石炭にCO2が導入され、CH4がCO2によって置換される状況が想定されるため、必ずしもそれぞれのガスを単独で用いた場合の吸脱着挙動から、この置換挙動を予測できるとは限らない。このことから、本研究においては、あらかじめCH4を吸着させた状態の石炭にCO2を導入し、CO2の吸着およびCH4の脱着を実験的に求め、これらの実験結果を反映させたECBMRの数値シミュレーションを実施した。

講演PDFファイルダウンロードパスワード認証

講演集に収録された講演PDFファイルのダウンロードにはパスワードが必要です。

現在有効なパスワードは、[資源・素材学会会員専用パスワード]です。
※[資源・素材学会会員専用パスワード]は【会員マイページ】にてご確認ください。(毎年1月に変更いたします。)

[資源・素材学会会員専用パスワード]を入力してください

パスワード