12:50 〜 13:20
[3706-10-01] 炭素繊維複合材ケーブルの電磁的非破壊検査に関する基礎的検討
司会:守谷敏之(東京製綱)
Chairman: Toshiyuki Moriya (Tokyo Rope Mfg. Co., Ltd.)
キーワード:炭素繊維、ケーブル、電磁的検査、誘電性
製造工程ならびに供用中いずれにおいても,炭素繊維複合材ケーブル(CFCC)に対する有効な非破壊検査方法の開発が望まれている。筆者らは,CFCCが,配向された炭素繊維によって長手方向に導電性を有すること,ならびに,含浸された樹脂によって誘電性を有することから,電磁的な手法による検査にその可能性があるのではないかと考え,基礎的な検討を行った。鋼線に用いられている従来の貫通コイル型渦電療探傷については,CFCCの導電性が極端な単方位性であるために,極めて可能性が低いが,貫通電極を用いた静電容量の計測や,CFCCを電線に見立てたTDR法による検査にその可能性があることが示された。
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