2024年度組織学会年次大会

ランチョン・ミーティングⅡ

大会2日目(12:40-13:40)会場:F401(60分)
(ランチョン・ミーティングにつき、お弁当持ち込み可能)

『経営学の危機』を超えて<2>
   AIが切り拓く経営学研究の可能性」


 登壇者 
◎李振 氏(関西大学)
 矢田勝俊(関西大学)
 ◎:セッション・リーダー

 講演内容 
 研究論文のレビューは、新たな知見を発見し、学術界の進歩に貢献する重要なプロセスです。しかし、膨大な数の論文を読んで理解し、理論や分析要素を整理して分析するのは大変な作業ですね。そこで登場するのがデータサイエンスの力です!データサイエンスの手法を活用することで、膨大な情報を効率的に処理し、効率的かつ効果的に論文レビューを行うことが可能となります。例えば、論文の分類、理論や結論の把握、研究類似性や相違点の視覚的把握、話題なトピックやトピックのトレンド推移、論文の質的評価などをデータサイエンスの技術を利用することで簡単に実現することができます。このセッションでは、計量書誌学(Bibliometrics)や機械学習、そして話題のChatGPTを活用した論文レビュー方法を、実際の研究例で紹介したいと思います。

 日々多忙を極める皆さんにとって、研究論文のレビューにかかる負担は決して少なくないでしょう。データサイエンスの技術を応用することで、論文レビューを効率的に行い、限られた時間を最大限有効に活用しましょう。ChatGPTに関心があるけれど、どう活かせばよいかわからない、といった方も是非ご参加ください。