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[1N05] Introduction of educational and research equipment and development of utilization programs at Egypt-Japan University of Science and Technology

*Yoshihisa MATSUSHITA¹ (1. Egypt-Japan University of Science and Technology)

Keywords:Higher Education, Egypt-Japan University of Science and Technology, Resarch Equipment, Experimental Education, Internationally Co-developed University

エジプト日本科学技術大学（E-JUST）では、2010年の開学以降、日本のODAを用いた教育研究機器の導入がなされ、同時にJICAプロジェクトの支援のもと、それらの運用環境の設計、整備、運用組織の設立、安全・環境保護対策導入、またこれら機材を活用する実験教育プログラム開発、研究活動への協力が行われてきた。 発表者は開学以降、JICAアドバイザー、E-JUST教員としてこれらの技術的課題の解決に関わってきた。この事例、特に大学設立後の各ステージで直面することになった課題、それに対する取り組みについて紹介する。20名弱の大学院生を集めて始まった大学が、4500人規模まで、急激に大きくなる中で、技術的には必ずしも最適解にたどり着いたわけではないと思える事例も多々ある。そのような事例もあえて取り上げ、今後日本が関わる共同設置型大学など、ODAによって教育研究環境整備が行われる理工系高等教育協力のより円滑な実施の一助となるべく、情報の一般化を試みる。