MMIJ & EARTH 2017, Sapporo

Presentation information (2017/08/24 Ver.)

Special Session

Recent trend and advancement in mining and rock engineering

Tue. Sep 26, 2017 9:45 AM - 12:00 PM B31 (Fl.1.,Build. B3)

Chairman: Takashi Sasaoka (Kyushu University), Akira SATO(Kumamoto University)

10:30 AM - 10:50 AM

[1301-07-03] Countermeasure against avalanche and Green rehabilitation with heavy snow condition in Toumi Mine

○Yuichiro Nishida1 (1. Myojyo Cement Co. Itoigawa Plant Toumi Mining station Mining section )

Chairman: Takashi Sasaoka (Kyushu University)

Keywords:avalanch, remaining wall, amount of snowfall, green rehabilitation

国内有数の豪雪地帯に位置する田海鉱山権現切羽の操業においては、冬季の安全安定出鉱体制の確立が恒久の課題である。その中でも、残壁からの雪崩による災害リスクの低減が最重要課題であり、権現切羽開山(1985年)以降、数々の取組みを行ない、対策を講じてきた。現在残壁の高さは300mを超えており、今後も採掘の進捗と共に冬季の作業環境は厳しさを増していくため、雪崩対策も採掘の進捗に応じて強化していく必要がある。
また鉱山の景観保全対策として、残壁法面及び端縁の吹付緑化を実施しているが、吹付箇所が積雪と融雪を繰り返す環境下においての吹付種子の活着率の向上にも取り組んでおり、今回残壁雪崩災害リスク低減への取組み(主に2012~2016年度)と併せて報告する。

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