MMIJ & EARTH 2017, Sapporo

Presentation information (2017/08/24 Ver.)

General Session

Recycling , Mineral processing

Tue. Sep 26, 2017 9:15 AM - 12:00 PM C214 (Fl.2.,Build. C)

Chairman: Mitsuaki Matsuoka (Kansai University), Kazutoshi Haga (Akita University)

11:45 AM - 12:00 PM

[1701-10-10] Sulphur acid leaching of Australian ilmenite reduced by carbon

○Tomoya Ishii1, Nina Iwabuchi1, Hidehiro Sekimoto1 (1. iwate university)

Chairman: Kazutoshi Haga (Akita University)

Keywords:ilmenite, reduced by carbon, hydrogen atmoshere

我々の研究グループでは、3価のチタン酸化物が4価のチタン酸化物と比較して希薄な酸に溶解可能であることを利用した、高純度酸化チタンの製造プロセスについて検討している。具体的には、イルメナイト鉱を炭素還元してTi2O3とFeとした後、還元生成物を水素雰囲気下で酸浸出し、Ti(III)、Fe(II)、その他の可溶性微量元素を含む溶液を得る。次にこれをろ過し、空気を吹き込み、Ti(III)を酸化するとTiO2・H2Oが析出するので、これを回収し、焼成してTiO2を得るプロセスである。本研究では、炭素還元したオーストラリア産イルメナイト鉱を硫酸法について調査した。調査の一例として、イルメナイト鉱15gに対し炭素3g添加し、Ar雰囲気下で1400℃に昇温し、6時間保持後、炉冷し、イルメナイト還元鉱を作成し、還元鉱0.5gを水素雰囲気下で3mol/Lの硫酸250mlにより90℃で浸出した。この条件では、チタンの浸出率は63%であった。同様の実験を、還元時におけるイルメナイト鉱と炭素の比、浴温、時間、酸濃度、還元鉱の混合比などを変えて行い、緒パラメータがチタンの浸出率に与える影響について調査した。

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