1:15 PM - 1:30 PM
[1711-19-02] Effect of difference of crystallinity of iron phosphate as raw material on property and arsenic adsorption capacity of generated porous iron oxide
Chairman: Wataru Hareyama (Iwate University)
Keywords:arsenic, adsorption, porous iron oxide, iron phosphate
ヒ素吸着材料の一つとして多孔質酸化鉄が報告されている。この材料は砒素を吸脱着できる可能性を有することから,再利用可能な材料として研究が進められている。この多孔質酸化鉄の合成は,原料であるスコロダイトおよびリン酸鉄粒子をアルカリ処理することで得られる。その際の特徴は原料粒子の外形を維持した状態で得られることである。そのため,原材料の粒径を大きくすることで比表面積が大きく,沈降性に優れた多孔質酸化鉄の合成が可能である。多孔質酸化鉄は,原料粒子がアルカリ溶液で溶解し,析出する過程で形成すると考えられているが,その詳しいメカニズムについてはわかっていない。そのため,原料の結晶性や水和物の有無などが多孔質酸化鉄の形成・形状にどのように影響を与えるかを調べた。原料としては,アモルファスのリン酸鉄,結晶性リン酸鉄を選択した。アモルファス原料に関しては水和物と無水和物を用意した。また,各原料から合成した多孔質酸化鉄のヒ素吸着特性を調べた。
講演PDFファイルダウンロードパスワード認証
講演集に収録された講演PDFファイルのダウンロードにはパスワードが必要です。
現在有効なパスワードは、[資源・素材学会会員専用パスワード]です。
※[資源・素材学会会員専用パスワード]は【会員マイページ】にてご確認ください。(毎年1月に変更いたします。)
[資源・素材学会会員専用パスワード]を入力してください