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[3101-06-02] 人工ニューラルネットワークによる比抵抗値を元とした葛根田地熱地域の温度構造の推定
司会:木崎彰久(秋田大学)
Chairman: Akihisa Kizaki (Akita university)
キーワード:温度推定、ニューラルネットワーク、地熱開発、比抵抗、葛根田地熱地域
地熱開発地域の温度構造の把握は、持続的な開発を行うために重要である。このような手法として、近年Spichakらによって、MT法で得られた比抵抗値と井戸で計測された温度の関係についてニューラルネットワークを用いた学習を行い、その他の地点で比抵抗値から温度を推定する手法が提案されている。本研究では、葛根田地熱地域を対象とし、ニューラルネットワークの構造や学習データを変えることで本手法の適用限界を検討した。解析の結果、対象地域では約38 %の精度で学習データを用いなかった深部の温度を推定できた。この結果は本手法の有効性を示していると考えている。
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