10:15 〜 10:45
[3201-05-03] 石見国 久喜銀山 ー鉛鉱からの銀生産ー
司会:久間英樹(松江工業高等専門学校)
Chairman: Hideki KUMA (Matsue National College of Technology)
キーワード:久喜銀山、鉛鉱、スラグ、灰吹
久喜銀山は、現在の島根県と広島県の県境付近にあって、中世から近世初頭にかけて鉛鉱から銀を生産した。また、明治時代には津和野の鉱山師、堀藤十郎によって近代技術を導入した久喜鉱山として操業された。床屋地区で2011年に林道工事が行われた際に、多数の焼竈跡が出現して、調査が開始され17世紀の銀生産遺構として認識されるに至った。今回の報告は、鉱床の概略を述べ、鉛鉱の採鉱跡と製錬遺構の調査結果から、前近代の鉛鉱からの銀生産技術を考察する。
講演PDFファイルダウンロードパスワード認証
講演集に収録された講演PDFファイルのダウンロードにはパスワードが必要です。
現在有効なパスワードは、[資源・素材学会会員専用パスワード]です。
※[資源・素材学会会員専用パスワード]は【会員マイページ】にてご確認ください。(毎年1月に変更いたします。)
[資源・素材学会会員専用パスワード]を入力してください