資源・素材 & EARTH 2017(札幌)

講演情報(2017年8月24日付)

企画講演(Special Session)

建設用原材料の評価・利用技術 および脱水ケーキ等の未利用資源の活用(Evaluation and application technology of construction materials)

2017年9月28日(木) 13:30 〜 16:10 第2会場 B12 (B1棟1階/Fl.1.,Build. B1)

司会:齊藤 貢(岩手大学),岩月 栄治(愛知工業大学)
Chairman: Mitsugu Saito (Iwate University), Eiji Iwatsuki (Aichi Institute of Technology)

15:30 〜 15:50

[3206-10-05] 骨材生産により発生する砕石飛散粉じんの簡便なリアルタイムモニタリング法の検討

○齊藤 貢1、大塚 尚寛1 (1. 岩手大学理工学部)

司会:岩月 栄治(愛知工業大学)
Chairman: Eiji Iwatsuki (Aichi Institute of Technology)

キーワード:骨材、砕石飛散粉じん、モニタリング

平成27年度に骨材資源工学会が行った「事業場の現状に関するアンケート」の集計結果によると、公害防止・環境管理に関する項目において「粉じん」に関する回答が多く、骨材生産事業場の粉じん問題が浮き彫りとなった。骨材生産における飛散粉じんは、岩石破砕時や生産運搬時など様々な状況で発生し、採石場内には多くの粉じん発生源が存在している。大量に発生する粉じんは、砕石場及び周辺地域へ飛散し、作業者だけでなく、地域住民の健康や生活環境にも影響を与えることが危惧される。しかし、現状において飛散粉じんの状況を多地点でリアルタイム測定することは、人的・経済的にも困難である。先行研究において、粉じん捕集能に優れているミクロ繊維シート(MFS)材の捕集量から推定する飛散粉じんのパッシブモニタリング法を報告しているが、オンサイトでリアルタイムの測定が行えない課題が残されていた。
本研究では、オンサイトで視認できる簡便なリアルタイムモニタリング法について、①MFS表面の画像解析による飛散粉じんモニタリング法、②MFS材を透過する光量変化による飛散粉じんモニタリング法の2通りのアプローチで検討した結果を報告する。

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