資源・素材 & EARTH 2017(札幌)

講演情報(2017年8月24日付)

一般講演(General Session)

岩盤工学(Rock Engineering)

2017年9月28日(木) 13:00 〜 15:15 第3会場 B31 (B3棟1階/Fl.1.,Build. B3)

司会:船津貴弘(九州大学),藤井義明(北海道大学)
Chairman: Takahiro Funatsu (Kyushu university), Yoshiaki Fujii (Hokkaido university)

13:00 〜 13:15

[3305-12-01] EDEMによる土砂崩れの3次元シミュレーションに関する研究

○中野 椋介1、板倉 賢一1 (1. 室蘭工業大学)

司会:船津貴弘(九州大学)
Chairman: Takahiro Funatsu (Kyushu university)

キーワード:土砂崩れ、拡張個別要素法、シミュレーション、すべり面、粘土層

我が国は脆弱な地質条件に加えて、国土の7割が山地という急峻な地形条件のため、地震や豪雨時ごとに土砂災害が頻発し、多くの犠牲者を出している。しかし、土砂崩れの発生地域は広く分布していることから、全ての地域で実地調査をすることは困難である。また、傾斜地での調査作業では、3次元的な構造を直感的に把握することが難しい。そこで本研究では、土砂崩れの発生メカニズムと,危険個所の条件を絞り込むために,拡張個別要素法(Extended distinct Element Method : EDEM)による土砂崩れの3次元シミュレーションを試みた。EDEMでは対象の媒質を粒子の集合体とみなし、その粒子の挙動を詳細に解析することができる。土砂や岩塊,粘土層等を性質の異なる粒子の集合体として斜面を構成し,降雨等の影響で土砂崩れの発生を再現した。このシミュレーションにより,危険地域の推定や被害予測が将来可能になると考える。

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