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[3401-09-09] 溶融塩と合金隔膜を用いた希土類分離・回収プロセスにおける隔膜材料の長寿命化
司会:夏井俊吾(北海道大学)
Chairman: Hiroyuki Matsuura (the University of Tokyo)
キーワード:希土類元素、溶融塩電解、合金隔膜、リサイクル
希土類磁石等から希土類元素を直接分離・回収する手法として、溶融塩中での合金隔膜を用いた電解を検討している。これまでに、ジスプロシウムをはじめとした希土類元素が合金隔膜を拡散透過すること、その電流効率が100%近いことなどを確認しているが、これまで検討してきた合金隔膜は非常に脆く、実プロセスに展開するうえで大きな障害となっていた。そこで、一定の耐久性と希土類の選択透過性を兼備する合金隔膜の開発を目的とし、種々の隔膜材料を試作した。その結果、ニッケルを主成分とし、モリブデンやタングステンを一定量含有するハステロイが優れた特性を持つことを見出し、剪断強度の大幅な向上を確認した。
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