MMIJ & EARTH 2017, Sapporo

Presentation information (2017/08/24 Ver.)

Poster (MMIJ Students and Young Researchers)

Recycling

Tue. Sep 26, 2017 3:30 PM - 5:30 PM Poster Room1, Seminar Room & Foyer (Fl.2.,Build.Frontier, Seminar Room2 & Foyer)

3:30 PM - 5:30 PM

[PY1-30] Solvent Extraction and Stripping of Rhodium from Chloride Solution added Tin(II)

○Akira Ishikawa1, Asaka Tai2, Tasuma Suzuki1, Masakazu Niinae1 (1. Graduate School of Sciences and Technology for Innovation, Yamaguchi University, 2. Faculty of Engineering, Yamaguchi University)

Keywords:Solvent extraction, Stripping, Rhodium, Tin(II), Chloride solution

ロジウム(Rh)の代表的な用途は自動車排ガス用触媒であり、約80%が自動車排ガス用触媒に使用されている。新興国での自動車の需要の拡大および環境規制の強化に伴い、自動車排ガス用触媒を装着した自動車の生産は増加することが予想されている。そしてその中でも、有害ガスである窒素酸化物(NOx)を選択的に無害ガスである窒素ガス(N2)に還元することが可能なRh系触媒は、今後需要の増加が見込まれている。それゆえ、使用済みの自動車排ガス用触媒に含まれるRhを回収するための環境調和型リサイクルプロセスを構築することは極めて重要な課題である。他の白金族金属の場合,例えば白金(Pt)やパラジウム(Pd)では溶媒抽出法を適用することにより比較的に容易な操作でかつ短い処理時間で純度99.95%以上に精製することが可能である。しかし,Rhについては溶媒抽出法の適用はまだ実用化されていない。
本研究では,アミン系抽出剤を使用し,第一スズ(Sn(II))の添加によるRhの溶媒抽出性の改善を試みると同時に,溶媒抽出したRhの各種水溶液による逆抽出を検討したので,その結果を報告する。

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