湿式素材プロセッシング（Hydrometallurgy）

[PY1-51] 酸性水溶液からのSn-Zn合金の電析

○鶴崎 達也¹、林田 将充¹、山本 将貴²、大貝 猛² (1. 長崎大学工学部、2. 長崎大学工学研究科物質科学部門)

キーワード：電析

Sn-Zn合金は環境汚染物質を含まない次世代のクリーンなはんだ材料として期待されている。これまで、はんだ材料としてはSn-Pb合金が主に使用されてきたが、有害物質であるPbが使用されているため、現在ではPbフリーのはんだ材料の開発が必要とされている。本研究では電析法によりSn-Zn合金を作製した。その結果、スルホコハク酸を錯化剤として利用し、少量の水溶性高分子添加剤を導入した場合、光沢表面が得られることが判明した。