3:30 PM - 5:30 PM
[PY2-74] Experimental Study on Fracture Toughness of Makabe-kome Granite
Keywords:Crystalline rock, Fracture toughness, Semi-Circular Bend specimen, ISRM suggested method, Tensile strength
近年、高レベル放射性廃棄物の地層処分をはじめLPG、 LNGの地下貯蔵など地下空間利用への関心が高まっている。地下の岩盤構造物の長期的な安定性を評価するためには、岩石内部の潜在き裂の挙動を実験的な手法によって明らかにすることが重要である。
本研究では、結晶質岩を対象とし、岩石のき裂進展に対する抵抗力である破壊靭性値を調べた。破壊靭性値を求めるためには種々の試験法が提案されているが、ISRM (International Society for Rock Mechanics) 指針(2014)によるSCB試験法に準じた実験を行った。
破壊靭性試験を行うにあたり試験片の作成に用いる岩石ブロックに対し弾性波速度測定を行い、異なる力学的特性を有する三つの軸方向を推定した。本実験では、二つの軸方向に対するき裂の進展挙動を評価できるように実験を行い、両者に顕著な違いが見られるか否かを考察した。
本研究では、結晶質岩を対象とし、岩石のき裂進展に対する抵抗力である破壊靭性値を調べた。破壊靭性値を求めるためには種々の試験法が提案されているが、ISRM (International Society for Rock Mechanics) 指針(2014)によるSCB試験法に準じた実験を行った。
破壊靭性試験を行うにあたり試験片の作成に用いる岩石ブロックに対し弾性波速度測定を行い、異なる力学的特性を有する三つの軸方向を推定した。本実験では、二つの軸方向に対するき裂の進展挙動を評価できるように実験を行い、両者に顕著な違いが見られるか否かを考察した。
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