(公社)日本食品科学工学会第70回記念大会 お礼
日本食品科学工学会 第70回記念大会
会頭 八田 一
京都女子大学 研究教授
(公社)日本食品科学工学会第70回記念大会は令和5年8月24日(木)から26日(土)の期間、京都女子大学を会場として開催されました。本学会の創設70周年、8年ぶりの京都開催、しかも4年ぶりの対面開催ということもあり、約1,400名の皆様にご参加いただきました。
令和5年度学会賞授賞式と受賞講演、70周年記念式典と記念特別講演のほかに国際交流シンポジウムをはじめ学会や大会実行委員会主催のシンポジウムが9テーマ37演題、5つの研究小集会、8社のランチョンセミナー、10社の学生向け企業セミナー、26ブースの企業・団体展示と盛りだくさんのイベントが行われました。さらに一般講演が26会場で400 演題発表され、「若手の会」ポスター発表176演題から、「若手の会ポスター賞」4件、「若手の会企業賞」6件、「インターナショナルポスター賞」4件が表彰されました。
このように、大盛況のうちになんとか無事に閉会することができましたが、8月下旬とはいえ想定外の酷暑続きの中、体育館の暑熱対策が十分でなく、企業展示やポスター発表の皆様にたいへんご迷惑をおかけしましたこと、お詫び申し上げます。4年ぶりの対面開催でもありました本大会がなんとか成功裏に閉会できましたのも、ご参加いただきました皆様、ならびにご支援・ご協賛いただきました企業や維持会員や団体会員の皆様のご芳情の賜物と大会実行委員一同、心より感謝し、お礼申し上げます。ありがとうございました。
なお来年度の年次大会は中部支部が担当し名古屋開催とのこと、皆様方におかれましては、来年度も、さらには次の80周年記念大会やその後も、本学会の特徴であります産官学の連携をますます強め、特に若手研究者が食品科学工学分野でさらに活躍できますように、そして我が国が直面する食品や食糧の問題を解決する英知が創造できますように、末長くご支援・ご鞭撻のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
最後になりましたが、参加された皆様の益々のご発展をお祈り申し上げまして、大会終了のご挨拶に代えさせて頂きます。