14:30 〜 14:45
[1711-19-06] フライアッシュコンクリートの強度発現における間隙分布の関係性の考察
司会:和嶋隆昌(千葉大学)
Chairman: Takaaki Wajima (Chiba University)
キーワード:フライアッシュコンクリート、X線CT、間隙率、強度
石炭灰混合材料は、セメント固化により物理特性を確保した土木材料代替である。本研究では、水分量の異なる石炭灰混合材料内に形成された間隙を3次元分布に可視化し、間隙分布の形状及び圧縮強度や化学反応に伴う間隙率の変化を定量的な評価を行った。
供試体は、水分量及び締固め方式の異なる石炭灰混合材料(材齢7日、28日及び4か月)を用いて、一軸圧縮試験及びX線CTによる間隙分布を3次元で測定した。各試験の測定の結果、材齢4か月の強度は、15000~23000 kN/m2となる。作成した供試体では、材齢が進むにつれて、間隙率が数%増加する。しかし、最適含水比及び含水比-2%のみ、養成によって間隙率60~70%が供試体内で増加した。水分量の異なる供試体において、最適含水率以下では、層状構造の間隙分布を、最適含水比よりも多い場合、層状構造は確認されず大きな間隙が確認された。
供試体は、水分量及び締固め方式の異なる石炭灰混合材料(材齢7日、28日及び4か月)を用いて、一軸圧縮試験及びX線CTによる間隙分布を3次元で測定した。各試験の測定の結果、材齢4か月の強度は、15000~23000 kN/m2となる。作成した供試体では、材齢が進むにつれて、間隙率が数%増加する。しかし、最適含水比及び含水比-2%のみ、養成によって間隙率60~70%が供試体内で増加した。水分量の異なる供試体において、最適含水率以下では、層状構造の間隙分布を、最適含水比よりも多い場合、層状構造は確認されず大きな間隙が確認された。
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