[P5-04] 発達特性のある高学年女児を対象としたグル─プ活動の効果の検討
キーワード:発達障害、ソーシャルスキル、思春期女子
本研究では、学校などの集団生活に難しさを感じている小学校高学年の女児2名に対してニーズと好みを取り入れたソーシャルスキルグループ活動を実施し、その効果を検討した。活動中の発言回数、グループ前後の質問紙得点、活動中のワークシートなどの質的情報をもとに評価を行った結果、発言回数は回を重ねるにつれ増加傾向であり、身だしなみや集団参加などの社会的スキル得点が増加し、困難さ得点が減少した。対象児も回を重ねるごとに不安感が減り活動を楽しみに参加する様子がみられた。日常生活においてもプログラムで扱ったスキルに一定の変化がみられた。
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