MMIJ & EARTH 2017, Sapporo

Presentation information (2017/08/24 Ver.)

Special Session

Approaching to practical applications of passive treatment

Wed. Sep 27, 2017 1:30 PM - 4:00 PM B12 (Fl.1.,Build. B1)

Chairman: Masahiro Sowanaka (Japan Oil, Gas and Metals National Corporation)

2:55 PM - 3:15 PM

[2201-05-04] Passive treatment test using pit wastewater in Yasou Akakura mine

○Tatsuya Itou1, Makoto Umedera1, Toshio kishii1, Takeshi Sakata2, Mikio Kobayashi2, Masahiro Sowanaka2, Takaya Hamai2 (1. Sumitomo Metal Mining CO.,LTD, 2. Japan Oil,Gas and Metals National Corporation)

Chairman: Masahiro Sowanaka (Japan Oil, Gas and Metals National Corporation)

Keywords:Passive Treatment

八総鉱山は1970年9月に閉山した後、住友金属鉱山が赤倉地区に廃水処理設備を設置し、廃水処理業務を実施している。
坑廃水処理水のZn濃度およびCd濃度は、環境省が定める暫定排水基準の許容限度内であるが、増水時には一律排水基準の許容限度を超過する事態が発生している。将来的には暫定排水基準から一律排水基準の許容限度が適用されることから新たな処理プロセスによる設備の建設が必要となっている。八総赤倉鉱山は、冬季のアクセス性が悪い場所であることから、新たな処理プロセスは調整不要な簡便なものが望ましい。そこで、世界的にも研究が進められているパッシブトリートメント技術(自然力活用型坑廃水処理技術)に着目した。
同技術の八総赤倉鉱山への適用可能性検討について、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構との共同スタディ(自然力活用型坑廃水処理に係る技術導入支援事業に関する共同スタディ)を2016 年度より開始した。

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