Recent stream of development and utilization of coal energy

[3601-06-05] Second Report of Methane Gas Development and Utilization by Methane Gas Concentration System in Kushiro Coal Mine

○Hiroyuki Matsumoto¹, Shota Kawashima², Kagemi Uchida¹, Yoshihisa Ichihara¹, Yoshiaki Suzuki¹ (1. Kushiro Coal Mine Co., Ltd., 2. Osaka Gas Co., Ltd.)

Chairman: Yuichi Sugai(Kyusyu University)

Keywords:Kushiro Coal Mine, Osaka Gas, CMM, Methane Gas Concentration, Pressure Swing Adsorption

釧路コールマインは、北海道釧路市の東南に位置する、我が国唯一の坑内採掘海底炭鉱である。石炭の採掘は、新生代古第三紀の春採累層を対象としているが、随伴ガス（ＣＭＭ）としてメタンガスを回収している。また、その下位に堆積する白亜系岩盤層内から、メタンガスが湧出しており、その回収技術の開発や有効利用に関して調査・研究を進めてきた。
その一環として、大阪ガスと共同で、メタンガス濃縮技術を活用したＣＭＭの有効利用を推進してきたが、昨年度、経済産業省資源エネルギー庁の補助金にて、圧力スイング吸着法によるメタンガス濃縮装置が完成し、実稼働に至ったことから、その概要を述べることとする。