資源・素材 & EARTH 2017(札幌)

講演情報(2017年8月24日付)

企画講演(Special Session)

最近の石炭等エネルギーの開発・利用の動向(Recent stream of development and utilization of coal energy)

2017年9月28日(木) 09:40 〜 11:50 第6会場 C213 (C棟2階/Fl.2.,Build. C)

司会:中村貴司(JCOAL),菅井 裕一(九州大学)
Chairman: Takashi Nakamura(JCOAL), Yuichi Sugai(Kyusyu University)

11:30 〜 11:50

[3601-06-06] 切羽付近におけるメタンガスの挙動

○サルジュキ アハマド1、井上 雅弘1、金澤 将平1 (1. 九州大学)

司会:菅井 裕一(九州大学)
Chairman: Yuichi Sugai(Kyusyu University)

キーワード:安全、シミュレーション、ガス挙動

地下鉱山で石炭を採掘する際、メタンガスが空気中に放出され、爆発性の高い混合ガスが生成される。労働者の安全を確保する上で、この混合ガスの存在は重要な問題の1つである。地下鉱山においてメタンガスが関わる事故は多く、死者を伴うものもあり、世界中で大きな注目を集めている。そのため、使用エネルギーと操業コストを最小限に抑えた、安全性と生産性の高い環境を確保するための効率的な換気システムの構築が重要視されている。
実験は直方体の容器を用いて行った。容器のサイズは長さ75cm、高さ15cm、幅15cmで、7つの熱伝導型センサを取り付け、濃度測定を行った。容器の一端に石炭層を模擬したガスの供給部を設けた。安全上の理由から、メタンの代わりにヘリウムを用い、1.7(L/min)の流量で供給し、計300秒間実験を行った。モデルの傾斜条件として、水平状態、上下に10度傾いた状態、上下に5度傾いた状態で実験を行った。また、CFDソフトの1つであるFDS (Fire Dynamics Simulator) を用いて、実験時の再現シミュレーションを作成し、両結果の比較を行った。

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