MMIJ & EARTH 2017, Sapporo

Presentation information (2017/08/24 Ver.)

Special Session

Recent trend and advancement in mining and rock engineering

Tue. Sep 26, 2017 9:45 AM - 12:00 PM B31 (Fl.1.,Build. B3)

Chairman: Takashi Sasaoka (Kyushu University), Akira SATO(Kumamoto University)

11:30 AM - 11:45 AM

[1301-07-06] Productivity improvement by IoT in mining development & Operation

○kenichi shikano1, naoto nobusue2, jiro yamatomi3, kenichi itakura4 (1. Hitachi Research Institute, 2. Ministry of Economy, Trade and Industry, 3. The University of Tokyo, 4. Muroran Institute of Technology)

Chairman: Akira SATO(Kumamoto University)

Keywords:IoT(internet of Things), Geometallurgy, Productivity improvement, Optimization and cost reduction, Mining IoT platform

近年の鉱山開発プロジェクトは、鉱石の品位低下・複雑化、鉱山の深部化・奥地化等によって開発投資コストが増大傾向、鉱山開発企業の投資判断が難しくなっている。これに対して、資源メジャーに目を向けると、IoT(Internet of Things、モノのインターネット)による、鉱山生産性改善やコスト削減に取り組む動きが見られる。

本研究では、鉱山開発・操業の在り方が大きく変革しつつある状況を踏まえたうえで、我が国鉱山開発企業の鉱山操業プロセスにおけるIoT等推進による生産性に寄与する技術とは何か検討した。まず、鉱山では既に多数の機器からデータ収集されているが、これらを連携・解析し、オペレータもしくは鉱山機器にフィードバックする情報共有のインフラとして「鉱山情報利用プラットフォーム(鉱山IoTプラットフォーム)」の構築が不可欠である。その上で、Geometallurgy(ジオメタラジ)と呼ばれる「鉱石性状及び採鉱等から得られたデータを活用した選鉱時の実収率の向上」や「短中長期の生産計画最適化による稼働率向上」などに取り組むことが可能となる。

今後継続して、技術開発及び効果の検証をしていく必要があるが、中間成果として報告を行う。

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